節分が過ぎて
「急に楽になった!」って人や
「少し悪くなった」って人や
「え?何も変わらない」
って人いませんか?
気のせいです(笑)
と言っても”気のせい”って
勘違いって意味ではないですよ。
気が作用してるから
気のせいなのです。
変化を感じるのは間違ってません。
24色のレールを走る
[二十四節気]というのがあります。立春とか夏至みたいなのが24個あります。
例えて言うと
24色の線路のレールがあって
その上をあなたが走っています。
レールとレールの間には継ぎ目があって
そこを通ると「ガタン・ゴトン」と音が鳴る。
これが[節目]です。
2月3日の節分は
24種類を一巡した、大晦日みたいなもの。
東洋系の占いでは
この日から運勢が変わるのです。
悪い運勢なんて無い!
いわゆる[悪い運勢]流派によって呼び方が違いますが
ざっくり同じものです。
「この年は悪い年だから行動は控えなさい」
占い師がたまにこう言います。
本当のことを説明しても
あんまり伝わらないので
(客さんは細かい説明は興味ないし)
ざっくり「悪い年」って表現をしてるのです。
大殺界・天中殺・厄年みたいな時期は
「ここから霧に注意」という区間です。
「遠くが見えないから
近くをより注意して見る」という区間です。
「遠くが見えないから悪い年」って捉えると
確かに悪い年ですが
「ふだんいろんな事に心配しすぎて
目先のことに集中できない」って人なら
この区間は一気に加速します。
自分から見ると濃霧なだけで
他人から見ると見晴らしはいいので
他人に頼って見てもらうのを学ぶ時期でもあります。
「悪い年」ではないのです。
いちばん気をつけたいのは[節目]
でも一番気をつけたいのは[節目]です。レールとレールの継ぎ目。
霧の区間に入った瞬間。
ガタン!とショックが来るし
いきなりルールが変わる。
前と同じスピードで走ってると
つまづいて転んだりしやすいのです。
慣らし運転をしてから
スピードを上げるのが大事です。
なので節分は
「節の分かれ目」なんですね。
とはいっても
24個も節があるので
日頃から100%で走らずに
余裕を持って安全運転しましょう
で良いんですけどね(笑)
節分は大きな節目なので
いつも以上に気をつけましょうね。